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world report
LONDON
Vol.01_"ARAKI:SELF・LIFE・DEATH"
Text & Photo/Junkichi Tatsuki

「To and Fro between Life and death」セクション。ペインティングを施され息を吹き込まれた写真たち。写真のものはネガに直接ペイントされた作品。

「Flowers」セクションの写真群。
私、生、死・・・・・、
要約するとこの3文字。

英国では最大規模となる「天才アラーキー」こと荒木経惟の写真展が、10月6日からロンドンのバービカンアートギャラリーで行われている。作品点数4,000点、荒木氏の過去40年にわたる作品が網羅されている。展示はモチーフごとに20のセクションにわかれていて、女性、花、空、子ども、下町風景、歌舞伎町など幅広い内容である。なかでも「To and Fro between Life and Death」セクションでは、古いモノクロ写真にペインティングを施したり、ネガそのものにペイントしてから現像し、一度「死んだ」時間に息を吹き込むといった新しい試みがみられた。
写真展のタイトルにある「私、生、死」とは荒木氏のこれまでの作品を表現したもの。荒木氏曰く、この3文字で今までの作品すべてを網羅しているという。
荒木氏の作品と聞くと、なにかと論争の的となりやすい卑猥なイメージを受けるが、ここではそれだけではなく繊細さや大胆さ、優しさ、残忍さなど多くの感情を見ることができるだろう。